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上池台地区における新たな浸水対策を早急に求める意見書(9月30日)

ページ番号:198832478

更新日:2013年9月30日

 東京都においては、平成25年2月、下水道管の再構築、水再生センター・ポンプ所の再構築、浸水対策及び震災対策などを盛り込んだ「経営計画2013」を策定し、都民・区民の安全を守り、安心で快適な生活を支える施策に努めていることと認識している。 
 大田区内においては、これまでの取り組みにより、幹線等の下水道施設整備が徐々に進み、大規模な浸水被害は軽減している。一方、近年多発している局地的な集中豪雨(以下「ゲリラ豪雨」という。)により、未だ浸水被害が発生し、早急な対策が求められている。
 当区、上池台三丁目と五丁目地域は、平成12年3月に東京都下水道局が策定した緊急重点雨水対策「雨水整備クイックプラン」の中で浸水対策重点地区に指定され、平成17年に区立上池台三丁目公園内の地下に貯留容量6,700立方メートルの雨水調整池が完成し、それ以降、浸水被害が大幅に減少した。しかしながら、本年7月23日のゲリラ豪雨では、当該地域において、住宅や商店などへの床上・床下浸水被害が発生している。
 地域の方々からは、雨が降るたびに浸水に対する不安の声が数多く寄せられ、早急な対策が求められている。また、当該地域は坂下やくぼ地などの地形であることから、同様な豪雨が降ると、今後も繰り返し浸水被害が発生するおそれがあると考えている。
 大田区議会は、東京都が上池台三丁目と五丁目地域の浸水被害を十分に検証し、当該地域における新たな浸水対策を早急に実施し、区民が安全で安心して暮らせるまちづくりが推進されるよう、下記事項を強く要望する。

                                  記

1 上池台地区の浸水被害を十分に検証すること。
2 上池台地区の新たな浸水対策案を確立し早急に実施すること。
 
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

                                                            平成25年9月30日

東京都知事 宛

                                                            大田区議会議長

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