【プレスリリース】名作展「旅行く心 龍子が描いた日本の風景」~龍子記念館は6月2日から再開します~

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更新日:2020年6月1日

日時
令和2年6月2日(火曜日)~令和2年8月23日(日曜日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)

場所
大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

(内容)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月から臨時休館が続いていましたが、6月2日から感染防止の対策を講じた上、龍子記念館を再開します。同日から、名作展「旅行く心 龍子が描いた日本の風景」を開催します。会期は8月23日まで延長する予定です。
(感染拡大防止のため会期は変更になる可能性があります。)

本展では、戦後の龍子の制作を特徴づける「画道遍路」から生み出された、西国巡礼から《長谷寺》、《清水寺》(1959年)、坂東巡礼から《大谷石仏》、《榛名社頭》(1962年)等を出品。そして、和歌山の熊野川を表した《筏流し》(1959年)や、第二の故郷と親しんだ修善寺から富士を望んだ《寝釈迦》(1954年)といった大画面の風景画を紹介します。44点の作品や資料を出品予定です。
日本画家・川端龍子(1885-1966)は、戦後、「それまであまり手がけなかった風景画の方面に熟達したい」という思いから、四国遍路の旅におもむきました。その旅路の中で、たとえ四国八十八ヶ所を巡り終えたとしても、自らの「画道遍路」は果てしがなく、「おそらく死ぬまで終りを知らぬ旅がつづいている」ことを悟ったと龍子は言っています。そして、四国遍路を打ち終えると、西国三十三所、坂東三十三観音の巡礼に画家は旅立ちました。いわば、旅行く心は、戦後の龍子の画道追究における原動力であったのです。

龍子が「画道遍路」の中で生み出した風景画を通じて、記念館にいながらにして日本各地の名所や史跡を楽しむことができます。ぜひ取材にお越しください。

【入館料】
大人200円、小中学生100円 
65歳以上(要証明)、6歳未満は無料

問合先
大田区立龍子記念館 電話:03-3772-0680

チラシ:名作展「旅行く心 龍子が描いた日本の風景」名作展「旅行く心 龍子が描いた日本の風景」

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