【プレスリリース】龍子記念館名作展「コンストラクション龍子作品の構築性をめぐって」画家自身が創り出した空間に大画面作品を展示

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更新日:2022年10月13日

日時

令和4年10月22日(土曜日)~令和5年1月15日(日曜日)
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)

場所

大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

概要

 龍子記念館は、日本画家・川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)が、自身の喜寿と文化勲章受章を記念して昭和38(1963)年に開館した美術館で、令和5(2023)年には開館60周年を迎えます。本展では、建築好きだった龍子が建造物を描いた作品等を通じて、龍子の作品における構築性を紹介します。
 龍子の画業をたどっていくと、「会場藝術」を主張した昭和初期から、すでに近代的大建造物で展示するための大画面作品の必要性を訴えており、晩年における記念館の建造は、まさに龍子芸術の殿堂となるために造られたと言っても過言ではありません。そのため、建造物との親和性を追求した龍子の作品は、モチーフの象徴性、意味の重層性から「構築的な絵画」と表されることがあります。近代的なモチーフを果敢に日本画で表現しようとした《海洋を制するもの》(1936)、《香炉峰》(1939)、《日々日蝕》(1958)や、自身でデザインした別荘の垣根《龍子垣》(1961)等、関連資料を含め51点を出品予定です。

【休館日】
毎週月曜(祝日の場合は開館し、翌日に休館)
年末年始(12月29日(木曜日)~1月3日(火曜日))

【入館料】
大人200円、小学生100円
65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

【関連イベント】
日 時:11月20日(日曜日)、12月18日(日曜日)、1月15日(日曜日) 各日11時30分~、13:00~
申込み:事前申込制(各回定員25名、先着順)
内 容:展示作品をピックアップして学芸員が解説します。(参加費:入館料のみ)
取材のお申込については龍子記念館へお問合わせください。

画像:「チラシ」

プレスリリース内容に関するお問い合わせ

大田区立龍子記念館 電話:03-3772-0680

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