【コラム】パラ陸上のクラス分けを知ろう!
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更新日:2020年8月4日
障がい者スポーツの特徴のひとつに、「クラス分け」があります。「障がい」と言っても、腕や脚などの身体、視覚や知的など障がいのある部位や種類は様々です。陸上競技においても、選手間での不公平をなくすため、国際パラリンピック委員会(IPC)が定めた「国際クラス分け基準」に基づいて細かくクラス分けがされています。
皆さんは、パラ陸上の中継等を見て、T〇〇クラス、F〇〇クラスと言った言葉を聞いたことがありますか?
今回は、パラ陸上のクラス分けについて解説します!
(1)競技の種類
「T」は走競技、跳躍競技。「F」は投てき競技を示す。
(2)障がいの種類(注釈1)
選手の主たる障がいの種類や競技形式を示す
(3)障がいの程度
障がいの程度に応じて0から9の番号が割り当てられる。番号が小さいほど障がいの程度が重くなる。
10番台 | 視覚に障がいがあり、立位で競技する。 |
20番台 | 知的に障がいがあり、立位で競技する。 |
30番台 | まひや筋強直、運動障がいなどのある脳原性のまひがある立位、及び車いすや投てき台を使用して競技する。 |
40番台 | 低身長、脚長差、切断(義足未使用)。筋力低下などの障がいがあり、立位で競技する。 |
50番台 | 脚長差、切断、関節可動域制限などの障がいがあり、車いすや投てき台を使用して競技する。 |
60番台 | 切断等の理由により義足を装着して競技する。 |
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