【梅毒急増中!】予防と早期発見が重要です。

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更新日:2024年4月1日

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東京都性感染症ナビとは、都が運営しているWEBサイトで、梅毒を含む性感染症についての情報が
掲載されています。
画像をクリックしてご覧ください。

梅毒予防啓発動画

以下のリンクからご覧ください。

東京都で梅毒感染者が急増しています!!

1.梅毒の発生状況について

年別報告数推移(2013年から2022年)についてのグラフ梅毒の年別報告数(2013年から2022年)

2022年の年齢階級別・性別報告数(累計3,661人)についてのグラフ2022年 年齢階級別・性別報告数(累計3,661人)

現在20代の女性と20代から40代の男性を中心に流行しています。
2022年には感染症法に基づく調査が始まって以降、最も多い報告数(3,661人)となりました。
詳細については以下をご覧ください。

データ提供:東京都健康安全研究センター

2.梅毒とは

梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌による性感染症で、感染者との性行為や
性的接触(粘膜や皮膚との直接接触)で感染します。

感染すると2週間から3週間後、性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹(ほっしん)が
現れたりしますが、一旦症状が消えるため治ったと間違われることがあり、発見が遅れる危険があります。

早期の薬物治療で完治が可能ですが、検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると、数年~数十年後に
脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、梅毒はHIVの感染リスクを高める可能性があります。

写真提供:一般社団法人 日本性感染症学会

3.梅毒の症状について(詳細)

梅毒は感染後の時期によって症状の出る体の部位や状態が異なります。

第1期(3週間から3か月)

口唇、口腔、膣、肛門、直腸などに無痛のしこりができます。
約1カ月程度で症状は軽快しますが、菌は体に潜伏しています。また、リンパ節が腫れることもあります。

 

第2期(3か月から3年)

全身に発疹が現れます。また、発熱や倦怠感を伴うこともあります。
半年以内に症状がなくなり、その後再発したり無症状のまま進行することがあります。

 

第3期(3年から10年)

ゴムのようなできものや硬いしこりが、皮膚や筋肉、骨などにできます。

 

第4期(10年以降)

記憶障害や全身麻痺など、心臓や脳に及ぶ異常が現れます。

先天梅毒

母親から赤ちゃんへの経胎盤感染は、妊娠期間中いつでも起こり得ます。
母親の感染後、1年以内の妊娠が最もリスクの高い時期です。
症状は胎児水腫、黄疸、肝脾腫、発疹などです。妊娠第2期までの治療で胎児への感染を防ぐことができます。

4.梅毒の治療・予防について

梅毒は一般的には、抗菌薬を内服や注射で治療可能です。
状態によっては入院し、点滴で抗菌薬の治療を行うこともあります。周囲で感染の可能性が
ある方(パートナー等)と一緒に検査を受け、必要に応じて、一緒に治療を行うことが重要です。

梅毒の感染を予防するためには、梅毒に罹患した者との性交渉を避けることが基本です。
また感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように、必ずコンドームを使用しましょう。

ただし、コンドームが覆わない部分の皮膚などでも感染がおこる可能性があります。
コンドームを使用しても、皮膚や粘膜の異常など気になる症状があった場合は
性的な接触を控え、早めに医療機関を受診して相談しましょう。

5.妊娠のご予定がある方・妊婦さんへ

妊娠中に梅毒に感染すると、お腹の赤ちゃんに感染し、流産や死産の原因になったり、障害をもって生まれることがあります(先天梅毒)。妊娠の早期に発見し、治療すれば赤ちゃんに影響を与える可能性も低くなります。

(注釈)初期の妊娠健康診査にて梅毒検査が行われます。 気になることがあれば、主治医に相談しましょう。

詳細については以下をご覧ください。
 

6.梅毒の無料検査について

大田区HIV及び性感染症検査のご案内

大田区では、HIV検査の他に希望者には梅毒、クラミジア、B型肝炎の検査も行っています。
検査はオンライン事前予約となります。
お待ちの方もいますので、ご都合が悪くなった場合には必ずキャンセルしてください。
6月検査の予約は、5月1日 12時00分 オープン予定です。

東京都新宿東口検査・相談室

HIV抗体検査及び梅毒検査を平日夜間、土曜日、日曜日に実施しています。
結果通知は1週間後です。
※令和6年3月28日(木)から同年4月3日(水)まで休室します。
年度内の通常検査の最終検査日は3月19日(火)となり、
3月21日(木)以降は、検査結果の告知のみを行います。
※3月20日(水・祝日)は、「女性のための即日検査日」になります。

詳細は、下記「東京都新宿東口検査・相談室ホームページ」をご確認ください。

梅毒が急増しています梅毒急増中!(東京都性感染症ナビ掲載)

画像提供:東京都保健医療局

東京都 梅毒情報サイト

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お問い合わせ

感染症対策課

電話:03-5744-1263
FAX:03-5744-1524

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検査をご希望される方は、オンラインにてお申込みください。