京急蒲田駅西口地区

　京急蒲田西口地区（約3.4ヘクタール）では、町会、商店街、飲食店街等の代表によって構成される、「京急蒲田西口地区まちづくり研究会」が主体となって、一体的なまちづくりに取り組んでいます。
　高架化により再整備される京急蒲田駅の玄関口にふさわしい賑わいと、駅前立地の利便性を活かした居住環境を創出するため、ハード、ソフト両面からのまちづくりが検討されています。
　駅前広場を含む約1ヘクタールの区域においては、市街地再開発事業が施行されました。事業経過は次のとおりです。
1．平成21年4月30日　京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定
2. 平成23年3月8日 　 京急蒲田西口駅前地区市街地再開発組合の設立認可
3．平成25年2月12日　同組合の権利変換計画認可
4．平成25年4月～　　 解体工事
5．平成25年11月～ 　本体工事
6．平成27年12月　　　工事しゅん工
　この事業により、ペデストリアンデッキや駅前広場が供用され、安全安心なまちづくりの実現と、ゆとりと賑わいのある駅前空間が創出されました。
　4-1地区・4-2地区では、共同建替え事業（都心共同住宅供給事業）が完了しました。良質なファミリータイプの住宅を供給し地区内の居住世帯数の増加を図るとともに、老朽建築物を一体的に建替えることで地区の防災性が向上しました。
　また、区域西側の約2.5ヘクタールには京急蒲田駅西口地区地区計画（街並み誘導型）が施行されています。
　当地区の中心部に位置するセンターエリアでは、区域を5つの街区に分けて、それぞれ地権者組織が設立され、地区計画を活用した街区単位での共同建替えが検討されています。

・京急蒲田駅西口地区地区計画の概要はこちらを参照