おおた区報WEB版　令和3年2月11日号〔トップページ・特集〕

　地域課題の解決に向けてロボットなどの先端産業を活用し、公民連携でまちづくりを進めている羽田イノベーションシティに、ヒト・モノ・情報の交流を活性化させる場として「HANEDA×PiO(ハネダピオ)」を整備しました。
　ここでは区内企業はもちろん、このまちに集うさまざまなプレイヤーをつなぎながら、「新産業創造・発信拠点」の形成に向けて取り組みを進めています。

　羽田イノベーションシティのゾーンK1・2階に位置する区の事業のための空間で、令和2年7月に開業しました。多様な企業や人々が交流する「交流空間ゾーン」やテナント企業が入居する「テナントゾーン」からなるイノベーション拠点です。日本の玄関口である羽田空港近くの立地特性を生かすことで、国内外の人々、研究・技術などが集まり、活発な交流が生まれる空間をつくり、新産業の創造・発信や区内企業への波及を目指しています。

　また、各ゾーン利用者の活動を支援し、区内企業との橋渡しをするために公益財団法人　大田区産業振興協会もここに窓口を設けています。

（注釈）HANEDA×PiO(ハネダピオ)の「PiO」とはPlatform for Innovation in Ota Cityの略称

　区民の暮らしを充実させるためにさまざまな情報を集め、社会課題を解決する取り組みを羽田から発信します。そのために、ここでは多様な人々や機関の交流、新たな事業の創出や実証実験などを支援します。

羽田イノベーションシティ

• 所在地：大田区羽田空港1-1-4（京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」直結）
• 駐車場：190台（平置き）
• 駐輪場：620台（コミュニティサイクルポート有り）

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　大手企業、研究機関、中小企業、団体、起業家など多彩な事業者が国内外から集い、連携による事業の相乗効果が期待されるHANEDA×PiO(ハネダピオ)。そんなHANEDA×PiO(ハネダピオ)にさまざまな分野の団体から関心が寄せられています。国内外で活躍するお二人にそれぞれの立場からHANEDA×PiO(ハネダピオ)への期待を伺いました。

　新しく開設したHANEDA×PiO(ハネダピオ)の交流空間。そこに創業者や2代目、3代目の経営者などが業種や年代に関係なく集うことで、区内外のさまざまな企業が相互につながり、関わり合う。そして新たなチャレンジをしながら協業することで、区内企業にとっても活発な交流を創出し、さらに新たな経営者が生まれるなど、にぎわいのある場所になることを期待しています。

　HANEDA×PiO(ハネダピオ)は国際的ハブ空港である羽田空港に隣接し、都心、地方、海外とのアクセスがよい場所に立地しています。今後この利点を生かし、また大田区の積極的なご支援をいただき、スイス企業と区内企業との積極的な交流が生まれることでしょう。HANEDA×PiO(ハネダピオ)が、日本の海外への玄関口となり、多くのイノベーションを生み出す場所になることを期待しています。

産業振興課産業交流担当　電話：03-5744-1641　FAX：03-6549-9436

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