おおた区報WEB版 令和5年3月11日号〔トップページ・特集〕

更新日:2023年3月11日

特集

持続可能な社会に向けた
おおたの企業の“挑戦”

 気候変動、感染症など、世の中はこれまでになかったような数多くの問題に直面しています。今や企業でもSDGs(注釈)に取り組むことが求められ、その重要性が高まっています。今回はSDGsに取り組む区内の中小企業とその取り組みを紹介します。
(注釈)人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき17の目標(持続可能な開発目標)

持続可能な社会に向けた おおたの企業の“挑戦”についての画像

大田区は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

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ごみから“感動”をつくる

目標12についての画像目標12
持続可能な生産消費形態を確保する

fabula(ファーブラ) 株式会社(かぶしきがいしゃ)(大田区南六郷3-10-16六郷BASE)
取締役 大石琢馬(おおいしたくま)さん

ごみから“感動”をつくるについての画像1 小学校からの幼なじみ3人で令和3年に起業。令和4年から区の創業支援施設「六郷BASE」で事業を展開。食品廃棄物を暮らしに役立つ新素材として生まれ変わらせる。第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー春 2023「第13回LIFE×DESIGN(ライフデザイン)アワードベストサスティナビリティ賞」を受賞

食品廃棄物の廃棄処理問題を解決
 水分を多分に含む食品廃棄物は、焼却の際により多くの二酸化炭素を排出するなど、さまざまな環境問題を抱えています。そんな環境問題を解決するため、「100%食品廃棄物から作る新素材」での製品開発に取り組んでいます。
 形が悪いだけの規格外の野菜、加工される際に不要となった皮などのさまざまな食品廃棄物を乾燥させ、粉末状にし、その粉末を金型に入れて熱圧縮する。100%天然素材で1つとして同じものはなく、同じ素材でも色や香り、風合いが異なります。現在は、お皿などの小物をつくっていますが、建築資材などいろいろな製品にすることができ、無限の可能性を秘めています。

ものづくりのまちで
 六郷BASEを選んだのは、周辺にものづくり企業が多いというのも理由の一つです。今後は地元企業と連携してさまざまな製品をつくり、活用の幅を広げ、持続可能な社会づくりの一翼を担っていきたいです。

ごみから“感動”をつくるについての画像2

誰もが働きやすい町工場へ

目標8についての画像目標8
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

株式会社(かぶしきがいしゃ) 三和産業(さんわさんぎょう)(大田区城南島4-5-7)
代表取締役 幸田行弘(こうだゆきひろ)さん

誰もが働きやすい町工場へについての画像1 昭和48年創業。通信機、計測器などの精密板金加工の試作から量産まで幅広く行っている。令和元年から「障がい者雇用」を積極的に取り組み始めた。社員22名のうち2名の障がい者が活躍中。令和3年度大田区「優工場」に認定

障がい者の雇用を始めることに
 通いづらい場所に工場があり、パート・社員募集をしても集まらず、悩んでいたことがきっかけです。区内の福祉団体へ人材を雇えないか相談し、紹介してもらった2名が今も社員として働いています。障がいのある社員の業務は、製品の箱詰め、ラベルシール貼り、塗装の検査など、製造・加工に付随するどれも必要な作業。これらを彼らは、驚くばかりに丁寧にこなし、やりがいを持って喜んで働いています。おかげで製品の不良率も下がり、ほかの社員は自身の仕事に集中できて、会社にとって欠かせない存在となっています。

社会全体にも広がってほしい
誰もが働きやすい町工場へについての画像2 障がい者雇用を始めて、一緒に働くにつれ、ほかの社員がねぎらいの言葉をかけるなど、みんなの心が優しく、会社の雰囲気も明るくなった気がします。弊社の障がい者雇用の様子を皆さんに知ってもらい、障がい者の可能性が社会全体に広がるとうれしいです。

誰もが働きやすい町工場へについての画像3

延べ288社認定
大田区「優工場」

延べ288社認定 大田区「優工場」についての二次元コード 人に優しい(働きがいのある労働環境)、まちに優しい(周辺環境との調和)、経営や技術に優れた工場を認定し、表彰しています。株式会社(かぶしきがいしゃ) 三和産業(さんわさんぎょう)も障がい者雇用の取り組みが評価され、令和3年度審査員特別賞を受賞しました。

問合先 公益財団法人 大田区産業振興協会 電話:03-3733-6476 FAX:03-3733-6459

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問合先

産業振興課産業振興担当 電話:03-5744-1376 FAX:03-6424-8233

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