カビ
ページ番号:681226412
更新日:2023年2月17日
カビは、それ自体がアレルギーの原因(アレルゲン)となるだけでなく、ダニの増殖にも関係しています。住宅内におけるカビ対策のポイントを抑え、カビ発生の防止を心がけましょう。
住まいのカビ対策
カビの好む環境
カビは空気のあるところ、どこにでも発生するといわれています。
住居内のカビの好む三条件
(1) 温度が20~35℃
(2) 湿度が60%以上
(3) 栄養分がある(手垢などの汚れ、ホコリ、水分など)
これらの条件が揃いやすい浴室やキッチンなどの水回り、押入れ、寝具の裏側、家具等の裏側などは、特に家の中でもカビが生えやすい場所です。
カビ対策
カビの発生を防止するには、カビの生育しにくい環境をつくることが必要です。
(1)湿気の発生をできるだけ少なくする。(湿気の排除)
例 調理中などは、換気扇を回す。
浴室の戸は開け放しにしない。
入浴後は浴室の換気をする。(自然換気で2時間程度)
除湿機やエアコンを使い部屋の湿気を取る。
下駄箱や押入れなどは定期的に換気をする。
(2)栄養源をできるだけ少なくする。
例 部屋の壁や天井もときどき清掃する。
窓などに結露した水はこまめに拭き取る。
浴室の石けんのカスや垢などをよく洗い流す。
カビが発生したら
次のような対処法を参考として除去してください。
(1)消毒用アルコール、漂白剤、市販のカビ取り剤を使用して除去する。
(2)畳のカビは、雑巾に漂白剤(0.5%)をしみ込ませてカビを拭き取り、最後に消毒用アルコールを噴霧する。
(3)クロスのカビは、クロスをはがし、下地部分のカビを漂白剤をしみ込ませた雑巾で拭き取り、消毒用アルコールを噴霧する。乾燥したら、防カビ用接着剤を使用して新しいクロスを貼る。
消毒用アルコール、漂白剤、市販のカビ取り剤等は、決められた用法、用量を守ってお使いください。
換気の方法
室内の換気を効率的に行なうために、窓を2か所以上開けるなどして空気の入口と出口をつくるようにします。また、部屋に設置されている換気用の給気口は、閉めたままや家具でふさいだりしないでください。
詳細は、「効果的な換気方法」をご覧ください。
住宅内でカビの生えやすいところと予防策(「吸入性アレルギー予防のために」から抜粋(PDF:480KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ
お問い合わせ
生活衛生課
環境衛生担当
大田区大森西一丁目12番1号 大森地域庁舎
電話:03-5764-0694
FAX :03-5764-0711
メールによるお問い合わせ