人生100年を見据えた健康寿命延伸プロジェクト【東邦大学との共同研究】

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更新日:2023年11月29日

 大田区は、区民の皆様の健康寿命の延伸を目指し、「人生100年を見据えた健康寿命延伸プロジェクト」として東邦大学と個別協定を締結し、共同研究を行っています。
 健康に関連するさまざまな情報を18特別出張所地区ごとに分析し、健康課題や地域特性を把握し、科学的根拠に基づく政策立案を行うことを目標としています。

研究期間

令和2年度から6年度

研究内容

1 行政情報分析(令和2年度から令和6年度)

区が保有する情報を18地区別に集計し、分析を行います。

2 質問票調査(令和3年度及び令和5年度を予定)

行政情報の分析では把握できない生活習慣等を中心に調査を行います。
令和3年度は18地区別2,000人、合計36,000人の方に実施しました。
次回は令和5年度の実施を予定しています。

3 実装戦略への提言(令和4年度から令和6年度)

1、2の分析に基づき、大学から政策に関する提言を受け、区の健康施策への実装を目指します。
「若い世代からの糖尿病予防を念頭に置いた食習慣及び運動習慣の改善」をテーマとし、
令和4年度は大森東特別出張所及び鵜の木特別出張所管内でモデル事業を実施しています。

人生100年を見据えた健康寿命延伸プロジェクトスケジュール

プロジェクトの報告書と留意事項

 今回集計した地区別のデータは、必ずしもその地区全体の特性を表していない可能性もあります。
 たとえば、国民健康保険の健診結果やレセプトの数値は、区民のうち国民健康保険の被保険者、かつ、健診や受診をした方のデータに限定されます。
 また、がん検診受診率については、区の受診券を用いて受診した人数をもとに算出しており、健康保険組合や協会けんぽ等の医療保険において受診した場合の人数は含まれていません。

 ここでみられる地域差は、あくまでも大田区内における相対的なものであり、区内で良好でない数値であっても、全国的に見れば良好な数値である可能性や、その逆もありえるという点に注意が必要です。 (項目によって、国や都の数字も記載しています。)

 全体的な特徴として、いずれの地区にも「強み」と「課題」があり、地域の特性に応じた健康施策が必要だと考えられます。地区の健康状態を一律に「良い」「悪い」ととらえるのではなく、それぞれの強みを活かしながら、課題を改善するような取組が必要です。

地域みんなで健康づくり

 令和3年度に実施した「大田区キラリ☆健康調査」の結果から、「1日60分以上歩く割合」と「野菜摂取量」の地区ごとの分析結果について図にしています。以下の2つの図をご覧頂くと、地区によって特徴が異なることが見えてきます。
 このような分析から、いずれの地区にも強みなどの特徴があることが見えてきました。

歩行時間(18地区)各地区の歩行時間

野菜摂取量(18地区)各地区の野菜摂取量

 また、18地区それぞれの健康に関する特徴についてもまとめています。このまとめでは、区の平均値と比較した際、良い指標に着目して掲載しています。

数値で見る各地区の特徴

 これらの各地区の特徴と併せて報告書をご覧頂き、健康課題についても調べて頂けると、より各地区の健康の特徴の理解が深まります。
 お住まいの地区の健康の特徴を学びながら、ご自身やご家族の健康について考えてみてはいかがでしょうか。 

今日からできる健康づくり

 区が進める健康づくり「キラリ☆健康おおた」や、「はねぴょん健康ポイント」で、区民の皆様が楽しく、健康的な生活習慣を続けるサポートを行います。

キラリ健康おおたロゴ

キラリ健康おおたアクション図

キラリ健康おおたパンフレット表紙

はねぴょん健康ポイントホームページバナー画像

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