アルコールの「1単位」

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更新日:2022年4月4日

自分がいまどのくらい飲んでいるか「単位」で把握

アルコールの摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算して20gのことです。
この1単位を各種アルコール飲料に換算すると下記の表が目安となります。

1単位の目安表
酒類 度数 ml換算
ビール アルコール度数 5度なら 中びん1本 500ml
日本酒 アルコール度数 15度なら 1合 180ml
焼酎 アルコール度数 25度なら 0.6合 約110ml
ウイスキー アルコール度数 43度なら ダブル1杯 60ml
ワイン アルコール度数 14度なら 1/4杯 約180ml
缶チューハイ アルコール度数 5度なら 1.5缶 約520ml
アルコール量の
計算式
お酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
例)ビール中びん1本 500×[5÷100]×0.8=20

「節度ある適度な飲酒」について

厚労省の(3)「節度ある適度な飲酒」によると、通常のアルコール代謝能を有する日本人においては「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度であると書かれています。
しかし、次の5点について留意する必要があります。

  1. 女性は男性よりも少ない量が適当である
  2. 少量の飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い者では、通常の代謝能を有する人よりも少ない量が適当である
  3. 65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当である
  4. アルコール依存症者においては適切な支援のもとに完全断酒が必要である
  5. 飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない

1単位のアルコール分解は約4時間必要です

体重60kgの人が1単位のお酒を飲んだ場合、飲み終わってから約3~4時間アルコールの分解にかかります。
3単位だと約半日必要となります。
これには個人差があるため、体質的にお酒に弱いかたや女性、高齢のかたはより時間がかかります。
また、体調によっても分解速度は変化すること、睡眠中は速度が遅くなるといわれています。

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