おおた区報WEB版 令和元年11月1日号〔トップページ・特集〕

更新日:2019年11月1日

特集

子どもの気持ちに寄り添った前向きな子育てを

詳細はコチラ 子育ては楽しいこともあるけれど、大変なこともいっぱい。
 子どもたちに大人の都合はなかなか通じません。急いでいるときに限ってぐずったり…
 ふと大人が困ることをしてしまったり…イライラをぶつけてしまいたくなることもありますよね。
 でも少し落ち着いて。“子どもへの伝え方”改めて考えてみませんか。

〔POINT1〕
子どもの気持ちを受け止めましょう

 「こういう気持ちなんだね」と言葉にして確認すると、子どもは「大切にされた」と感じます。

〔POINT2〕
肯定的なことばで伝えましょう

 子どもの気持ちに共感したあとで、「今はこうしてほしい」 という親の思いを、肯定的な言葉で伝えてあげましょう。
例) 走らないで → 歩こうね

〔POINT3〕
子どもに方法を考えさせましょう

 3歳以上であれば、一方的に指示を出さずに「どうしたらいいかな」と問いかけ、ときには選択肢を示してあげましょう。

〔POINT4〕
子どもが自分で決めて動けるようにしましょう

 子どもの行動は、できるだけ子どもに決めさせてあげましょう。“ゆっくり待つ“回数を重ねる”ことで、少しずつ自分で決められるようになります。

〔POINT5〕
正しく叱り、ほめましょう

 「たたかない」「どならない」=「わがまま放題させること」ではありません。ダメなことはダメときっぱり伝えましょう。
 できたことは、すぐほめましょう。積み重ねが自信となり、行動につながります。

「たたく」「どなる」にいいことなし

 たたく、どなるなどの行為は、子どもの成長に深刻な影響をおよぼします。子どもの成長のためにも、「たたかない」「どならない」と決めましょう。児童福祉法等の改正や都条例の制定により、子どもに対する体罰や暴言が禁止されました。

▽子どもにこんな影響が
・親に恐怖心をもってしまう
・自信をなくしおちこむ
・攻撃的になる

INFORMATION

From 保健師の三上さん子どもへの伝え方のヒントなどがまとめられた「体罰などによらない子育てハンドブック」も、ぜひご覧ください。

◎詳しくはコチラ
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/kodomo/shien/t_kosodate_handbook.html

わかってる。でもイライラするときは

 ダメだと思いつつも、つい感情的になってしまったら、深呼吸をする、顔を洗うなど自分に合った方法で落ち着くことが大切です。それでも悩んだときは、我慢せず、私たちに気軽に相談してください。

《1人で悩まず、相談ダイヤル》

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