感染症の専門家が、区内児童に感染症対策の特別授業を行いました

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更新日:2021年12月28日

新型コロナウイルス感染症の第6波に備え、東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授で政府新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーの舘田一博教授ら専門家をお招きし、区立山王小学校の5年生児童120名を対象に、感染症の理解を深める特別授業を12月13日に実施しました。
まず始めに舘田教授から、3つの覚えてほしいこととして「新型コロナウイルスの大きさ」、「新型コロナウイルス感染症がどうやって感染していくのか」、「新型コロナウイルスは誰でも感染するリスクがあり、決して仲間はずれにしないこと」といった簡潔で力強いメッセージを伝えられました。
続いて地域連携感染制御学講座の先生方から、微生物と感染症の基礎知識や、感染症予防についての講義が行われました。参加した児童は熱心にメモを取りながら集中して聞いている様子がみられました。
また、講義後の質疑応答では、「ウイルスはどうやって生まれてくるの?」「マイクロ飛沫はマスクで防げるの?」「白血球を増やすことはできるの?」などの質問があり、ひとつひとつに丁寧に専門家の先生方が答えていました。
児童からのお礼のあいさつでは「夜遅くまで起きて寝不足になったり、偏った食生活をしていると、白血球の働きが弱まり感染しやすくなることが分かった。規則正しい生活をし、基本的な感染対策を続けたい。」という感想があり、舘田教授ら専門家たちも拍手で受け止めていました。

当日の様子を動画にてご覧いただけます。
こちらをクリックしてください。(教育委員会のページへ移動します)

舘田教授が児童へメッセージを伝える

専門家たちが児童の質問に答える

児童へ伝える舘田教授

たくさんの児童から質問の手が挙がる

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