平成28年度

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更新日:2021年6月8日

受付状況

受付件数 41件
調査検討となった件数 1件

(注釈)調査検討の対象としなかった提案は、ご意見ご要望として取り扱いました。

調査検討となった提案

提案の題名

 空家のアート的活用

提案内容(要旨)

 区が空家を一定の基準・条件で借り上げ、アーティストに改装可能として、アトリエ・画廊目的に限り、安価で賃貸する。そして年に一度、大田芸術祭を区全体で開催する。

調査検討結果(要旨)

 区では「空家等地域貢献活用事業」として「空家活用相談窓口」を開設し、空家の公益的活用を希望する所有者と、地域活動の場を探している利用希望者のマッチングを行っています。本事業により区内の空家は、子供の遊び場、保育ママ、英会話サロン、障がい者のグループホームやゲストハウス等、多岐に渡る活動に利用されています。
 また、おおた未来プラン(後期)では、「区民の自主的な文化活動の支援・活性化を図ること」を掲げ、民間の空き店舗・工場なども視野に入れ、活動場所を確保していくことを事業の一つとしています。
 ご提案いただいた空家とアートの融合の視点は、将来的に、地域へのアーティスト誘致・定着につながり、芸術活動のみならずイベントの開催等による地域の活性化にも寄与する可能性があります。
 現在、空家等地域貢献活用事業に登録されている利用希望者の中にも、芸術活動を行いたいという方がいらっしゃいます。現時点でのマッチング実績はありませんが、今後、芸術活動に空家を使ってほしいと考える所有者が登録されれば、両者を紹介することにより、空家で芸術活動を行う機会を提供していきます。
 また、区の事業を利用したものではありませんが、蒲田地区において、クリエイターの方々が空家を利用し、ものづくりのコミュニティ活動を行っている事例もあります。
 区は引き続き、空家等地域貢献活用事業を通じて、空家を多様な活動に結びつけるとともに、空家の安全対策、継続管理及び活用の仕組みづくり等の情報収集に努め、公益財団法人文化振興協会等、関係部局と連携・協力し、検討を進めてまいります。

  (平成29年2月)

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