知ることからはじまるユニバーサルデザインまちづくり 心のバリアフリーハンドブック

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 わたしたちのまちには、高齢者、障がい者、子育て中の人、外国人など、さまざまな人がくらしています。
 人はだれでも同じように生きる権利があります。しかし、まちや社会にはまだまだ不十分なところがあり、そのために、人によってそれぞれ日常生活で不自由なことや困ることがあります。
 たとえば、車いすを使っている人は、段差が多いまちを自由に行き来することが出来ません。視覚障がい者は、横断歩道をわたるときに青信号かどうかわからずに危険なことがあります。
 このような不自由さは、まちや社会を改善していくこと、まわりの人の理解と協力によって、少なくしていくことができます。
まちや社会を変えるためには、おたがいにどんなことで困ったり、くらしにくさを感じているのかを知り、それぞれの人が「できることをする」ことが必要です。
 「知ることからはじまるユニバーサルデザインまちづくり 心のバリアフリーハンドブック」は、こうした日常生活の中にあるさまざまな不自由さや障がいに対する理解をふかめ、ユニバーサルデザインの考えによるまちづくりをすすめるためにつくりました。
 みなさんには、このハンドブックをとおして、社会全体に”おたがいを理解し、おたがいに支えあう気持ち”をひろげてほしいと考えています。