おおた区報WEB版 令和3年6月1日号〔トップページ・特集〕

更新日:2021年6月1日

特集

風水害に備える そのとき どう動く?

 近年各地で相次いでいる台風や集中豪雨による深刻な風水害。
 区内でも浸水被害が発生しました。いざというときに慌てずに行動するために、今のうちから大雨時に迅速に避難の判断をするための「警戒レベル」を知っておきましょう。
 災害時の適切な行動があなたの命を守ります。

早期注意情報【警戒レベル1】
大雨・台風予報が出たらまずは情報収集!

大雨・台風予報が出たらまずは情報収集!についての画像 テレビやラジオ、スマートフォン を使ってニュースをチェック。今後の雨や台風の進路などの情報を収集する。

注意報【警戒レベル2】
大雨が降ってきたら避難をするか考える!

大雨が降ってきたら避難をするか考える!についての画像 避難の必要性、避難先への行き方、持ち出すものを確認。動きやすい服装に着替えて避難の準備をする。

区が発令 高齢者等避難【警戒レベル3】
<災害の恐れあり>高齢の方や小さな子どもは危険な場所から避難

高齢の方や小さな子どもは危険な場所から避難についての画像区が避難場所を開設
 高齢の方は避難先へ向かう。身近に小さな子どもや高齢の方がいる場合、避難先へ連れていく。また、出勤や外出を控えるなど普段の行動を見合わせ、避難の準備や自主的に避難を。

区が発令 避難指示【警戒レベル4】
<災害の恐れ高い>危険な場所から必ず全員避難!

危険な場所から必ず全員避難!についての画像「避難指示(注釈)」までに必ず避難を!
 全員が安全な場所へ避難する。自宅が安全な方は無理に避難する必要はありません。

(注釈)「避難勧告」は廃止され、「避難指示」に一本化されました

区が発令 緊急安全確保【警戒レベル5】
<災害発生か切迫>命を守る行動を!

命を守る行動を!についての画像 無理に避難場所へ移動するのは危険。建物の高い場所など、直ちに少しでも安全な場所へ。

区が発令する警戒レベルのほかに、気象庁が発表する洪水警報などの「警戒レベル相当情報」があります。これは参考情報です。発表された場合はいつでも避難できるように準備をしてください。

災害の備えを確認して見直しを!

備蓄する

備蓄するについての画像 1年に1回は見直しが大切。期限切れの食品はありませんか。

知っておく

知っておくについての画像 ハザードマップであらかじめ自宅付近の浸水想定や浸水継続時間などのリスクを把握しておきましょう。

確認する

確認するについての画像 避難場所・経路、避難のタイミングなどを確認しておきましょう。家族の生活パターンが変わっている場合もあるので、改めて避難先や連絡の取り方などを話し合っておくのも大切です。

事前の備えが大切!
準備するべきことを下記で紹介しています

最大被害想定(注釈)として大田区の約60パーセントのエリアで洪水や高潮による浸水の可能性があり、場所によっては浸水後に水が引くまで4週間以上かかる場合があります。
いざという時に適切な行動が取れるよう事前に準備をしておきましょう。

(注釈)平成27年の水防法の改正に伴う「想定し得る最大規模の降雨」などによる浸水の想定

区の助成制度を使って、自宅も災害対策しませんか

風水害に備える

 雨や風が強くなってからの対策は危険です。日頃から家屋の点検をしておきましょう。

区の助成制度を使って、自宅も災害対策しませんかについての画像

屋根
 瓦やトタンのひび割れ・ずれはないか、アンテナはしっかり固定されているか

窓ガラス
 ひび割れ、破損、ぐらつきはないか

雨どい
 継ぎ目の外れ、破損、落ち葉などの詰まりはないか

ベランダ・外壁
 壁に亀裂はないか、飛散の危険が高いものは室内へ

敷地が低い場合や地下室、半地下の浸水防止
 地下室の設計時に以下のように工夫しましょう

  • 半地下や地下の玄関には、道路面より少し高く階段を設ける
  • 半地下や地下の駐車場には、「止水板」を設置する
  • 地下室の電源コンセントは壁の高い位置に配置する、地下室専用の分電盤を設ける
  • 地下室、半地下、道路より低い敷地からの排水は、ポンプ設備を設ける必要があります。ポンプは弁がついていて、下水からの逆流を防ぐことができるものを選びましょう

問合先 建築審査課建築審査担当 電話:03-5744-1388 FAX:03-5744-1557

屋根や壁の改修に住宅リフォーム助成を活用できますについての二次元コード屋根や壁の改修に住宅リフォーム助成を活用できます
 区内に主たる事業所(本社)がある中小事業者にリフォーム工事を発注する場合、工事費用の一部を助成します。
(注釈)工事開始前に仮申請の手続きが必要です
対象 防災・防犯対策、バリアフリー化など区が定める助成対象工事
【今年度から追加】玄関周りの水場の確保や、居室内の換気機能の向上などコロナ禍における新しい生活様式への対応工事
(注釈)助成金の額は工事内容により異なります
問合先 建築調整課住宅担当 電話:03-5744-1343 FAX:03-5744-1558
屋根や壁の改修に住宅リフォーム助成を活用できますについての詳細はこちら

浸水軽減に向けて工事費の一部を助成します

雨水タンク(雨水貯留槽)や雨水浸透施設設置についての二次元コード
雨水タンク(雨水貯留槽)や雨水浸透施設設置についてはこちら

私道排水設備についての二次元コード
私道排水設備についてはこちら

問合先 建築調整課地域道路整備担当 電話:03-5744-1308 FAX:03-5744-1558

 

土のうを準備
土のうを準備についての画像 浸水防止には土のうが有効です。区では無料で土のうを配布しています(配布した土のうは回収していません)。台風や大雨が予想される場合は、土のうが不足することがあるため、日頃から準備をお願いします。

問合先
地域基盤整備第一課 電話:03-5764-0631 FAX:03-5764-0633
地域基盤整備第二課 電話:03-5713-2007 FAX:03-5713-2009
地域基盤整備第三課 電話:03-3726-4303 FAX:03-3726-4318
土のうを準備についての二次元コード土のうを準備についての詳細はこちら

がけ崩れのリスクに備える

 がけ・擁壁の所有者や管理者は、がけ崩れが起こらないよう日頃から点検や整備をしましょう。

がけ崩れのリスクに備えるについての画像

問合先
がけや擁壁の相談について/建築審査課構造審査担当 電話:03-5744-1389 FAX:03-5744-1557
整備工事の助成について/防災まちづくり課耐震改修担当 電話:03-5744-1349 FAX:03-5744-1526

がけや擁壁の整備工事に助成制度を活用できますについての二次元コードがけや擁壁の整備工事に助成制度を活用できます
がけや擁壁の整備工事に助成制度を活用できますについての詳細はこちら

「マイ・タイムライン」を作ろう

「マイ・タイムライン」を作ろうについての二次元コード 「マイ・タイムライン」とは、いざというときに落ち着いて行動するために、あらかじめ、自身や家族のとるべき行動について「いつ」「誰が」「何をするのか」を時系列に整理した個人の避難行動計画です。

「マイ・タイムライン」を作ろうについての詳細はこちら

「マイ・タイムライン」を作ろうについての画像誰でも簡単に作成できる!
 ご自身の避難行動計画である「マイ・タイムライン」を時系列で整理できるツールの「逃げキッド」を問合先の窓口で配布しています。1人でも作成できるよう、分かりやすく解説しています。

「マイ・タイムライン」講習会
 「マイ・タイムライン」の作成をお手伝いする講習会も行っています。詳細は区ホームページをご覧ください。

災害情報を発信しています

区からの情報をキャッチ!

緊急時にはメールやSNSでも情報を発信します。
事前にご登録ください。

安全・安心メールについての二次元コード安全・安心メール
安全・安心メールについての詳細はこちら

Twitterについての二次元コードTwitter
Twitterについての詳細はこちら

LINEについての二次元コードLINE
LINEについての詳細はこちら

大田区防災ポータルサイト・防災アプリを公開予定

大田区防災ポータルサイト・防災アプリを公開予定についての画像 いつ起こるか分からない災害に備えられるよう、より分かりやすく、災害に関する情報を届けるために「大田区防災ポータルサイト」「大田区防災アプリ」を準備しています。発災時における避難所の開設状況や、区からの避難情報などを、確認することができます。
 いざという時に適切な行動をとれるよう、ぜひご活用ください。

(注釈)本サイト、アプリの公開時期については区ホームページなどでお知らせします

問合先

防災危機管理課防災危機管理担当 電話:03-5744-1236 FAX:03-5744-1519

お問い合わせ

 広聴広報課 
 電話:03-5744-1132 
 FAX :03-5744-1503
 メールによるお問い合わせ