令和元年度 橋梁長寿命化修繕計画
ページ番号:316485374
更新日:2020年8月6日
橋梁長寿命化修繕計画を改定しました。
令和元年度に実施した橋梁定期点検結果を踏まえて、平成26年度に策定した橋梁長寿命化修繕計画の見直しを行いました。
本計画は、管理している全ての橋梁に対して、ライフサイクルコストの縮減はもとより、確実かつ合理的なメンテナンスを実施して、目標とする維持管理水準を維持し、更なる長寿命化を実現させ、安全性に対する信頼性を向上させることを目的として改定しました。
1.区が管理している橋梁の概要
令和2年3月末日時点で158橋(公園管理橋は除く)の橋梁を管理し、建設後50年を経過する橋梁は全体の44%(69橋)を占め、30年後には92%に達しています。これに対する対応として、平成22年3月に橋梁長寿命化修繕計画を策定し、橋梁の定期点検の結果を踏まえ、計画的に定期点検と修繕工事を実施しています。
適切な維持管理が行われることを前提に橋が性能を発揮することを期待する設計供用期間は100年とされ、これに多くの橋梁が近づきつつある状況となっています。その一方で、区内には長い期間にわたって供用されている橋梁もあります。
図1 供用後50年以上経過した橋梁の推移
写真1 区が管理する最も古い橋梁(笹丸橋)
2.長寿命化修繕計画の目的
長寿命化修繕計画を策定し、定期点検や修繕工事を実施してきているところではありますが、今後供用期間が長くなるにつれ、何らかの損傷が発生、進展する可能性が高くなり、これに比例して、ライフサイクルコストが増大し続けることから、点検、診断、措置、記録のメンテナンスサイクルを確実に実施しいていくことが必要です。
今回の改定では、管理している全ての橋梁に対して、ライフサイクルコストの縮減はもとより、確実かつ合理的なメンテナンスを実施して、目標とする維持管理水準を維持し、更なる長寿命化を実現させ、安全性に対する信頼性を向上させることを目的としています。
3.長寿命化修繕計画の効果
平成26年度計画にて試算した予防保全型との比較を行い、その効果を検証しました。今回の改定計画では、線形近似を用いた予測で、平成26年度計画に対して累積対策費の上昇傾向が緩やかな状態を示している結果となりました。
図2 累積対策費からの今後の予測
橋梁長寿命化修繕計画(令和元年度版)(PDF:4,918KB)
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader のダウンロードへ

お問合せ
大田区大森西一丁目12番1号
電話:03-6436-8725
FAX :03-6436-8732