【プレスリリース】[大田区立龍子記念館] 名作展「時局と画家ー川端龍子の1930~40年代」を開催中です

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更新日:2025年7月23日

画家はどのように戦争の時代を受け止め、表現したのでしょうか。戦後80年を迎える今、1930~40年代に日本画家・川端龍子が描いたおよそ17点の作品から、時局と画家を考えます。


川端龍子《源義経(ジンギスカン)》1938年、 大田区立龍子記念館蔵


川端龍子《水雷神》1944年、大田区立龍子記念館蔵

 本展では、龍子が自身で設立した美術団体・青龍社の展覧会で発表した作品を中心に紹介します。対日感情の悪化と、昭和恐慌に陥り「非常時」と呼ばれた1930 年代の作品からは、大画面の連作に取り組んだ《波切不動》(1934)、《椰子の篝火》(1935)、《源義経(ジンギスカン)》(1938)等を展示します。太平洋戦争開戦後、1940 年代の作品からは、海軍大将・山本五十六が戦死した年に描いた《越後(山本五十六元帥像)》(1943)、悪化する戦局への怒りや悲しみを表した《怒る富士》(1944)、《水雷神》(1944)等を展示し、画家として龍子が表した戦争への姿勢から、戦争の時代と画家について考えます。

[会 期] 9月21日(日曜日)まで
[開館時間] 午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
[休館日] 月曜日(祝日の場合は開館し、その翌日に休館)
[入館料] 一般:200円  中学生以下:100円
(注釈)65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
[ギャラリートーク] 7月27日(日曜日)、8月24日(日曜日)、9月21日(日曜日)
 各日、午後1時から展示室にて40分程度実施
[会 場] 大田区立龍子記念館(大田区中央4-2-1)

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