地域力推進会議での鈴木区長あいさつ(令和5年10月6日)

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更新日:2023年10月6日

地域力推進会議での鈴木区長あいさつ(令和5年10月6日)

 委員の皆様、おはようございます。
 10月に入り、ようやく秋の涼しさを感じるようになりました。
 先月8日の地域力推進会議は、台風13号の接近により、安全を考慮し、急遽、中止の判断をさせていただきました。委員の皆様には、開催当日のご連絡となりましたことをお詫び申し上げます。
 さて、今年は、異例の速さでインフルエンザの感染が広がっているとの発表がありました。地域行事などの開催におかれましても新型コロナウイルス感染症とあわせて、基本的な感染防止対策をお願いいたします。
 それでは、区政の動きについてお話させていただきます。

1 令和5年第3回区議会定例会の報告について

 第3回区議会定例会が9月14日から10月12日までの会期で開催されております。
 今定例会には、令和4年度各会計歳入歳出決算、令和5年度大田区一般会計第3次補正予算案、条例案などの議案を提出し、補正予算案、条例案などの議案につきましては、原案どおり可決していただきました。
 補正予算でございますが、子育て環境の拡充や安全・安心の備え、SDGs推進・デジタル技術活用の加速化に資する予算及び、第2次補正予算編成後に生じた状況の変化に速やかに対応するための予算などを計上いたしました。
 条例につきましては、大田区民プラザ条例の施設の供用停止に関する条例の一部を改正する条例の改正などをいたしました。
 また、令和4年度各会計歳入歳出決算につきましては、現在ご審議いただいているところでございます。

2 赤い羽根共同募金について

 「赤い羽根共同募金」は、終戦から間もない1947年に、戦争で打撃を受けた福祉施設の再建や戦災孤児、生活困窮者に対する支援として始まりました。
 区では、共同募金会の大田区協力会の事務所を大田区社会福祉協議会に置き、理事である大田区自治会連合会の方々に、協力会の委員として活動いただいております。
 私も、区長として東京都共同募金会の委員を務めております。
 皆様のご尽力のおかげで、昨年度は3,200万円以上の募金が集まり、障害者グループホームや民間保育園などの団体に配分され、カーペットなどの備品や園児用の保育玩具、療育教材の購入などに活用されました。
 直近の10年以上、都内での募金額は、大田区が毎年最高額でございます。
 今年も10月1日から募金運動が始まりました。大田区では毎年、10月の1か月間を中心に募金活動にご協力いただいております。
 また、年末には「歳末たすけあい・地域ふれあい募金」もございますが、こちらも都内で大田区が最高額でございます。
 募金活動にご尽力くださっている自治会・町会の皆様をはじめ、区民の皆様や企業・団体の皆様の地域福祉に対する温かいご厚志に、重ねて心より感謝を申し上げますとともに、今年の募金活動に際しましても、これまで同様、特段のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

3 令和5年秋の大田区交通安全運動のお礼について

 9月21日から30日までの10日間、秋の大田区交通安全運動を実施いたしました。
 「世界一の交通安全都市TOKYOを目指して」をスローガンに、各警察署をはじめとする関係機関や地域の皆様方に多大なるご協力をいただき、運動に取り組んでまいりました。
 自治会・町会の皆様におかれましては、多くの方々に啓発活動にご尽力いただきました。この場をお借りして、心よりお礼を申し上げます。
 本年の大田区における交通事故件数及び死傷者数が、昨年の同時期より増加しております。このような平穏な生活を一瞬にして奪う交通事故を1件でもなくすためには、私たち一人ひとりが交通ルールやマナーを遵守することが非常に大切です。
 区では、今後も交通安全対策の強化に努めてまいりますので、皆様のより一層のご協力をお願い致します。

4 資源プラスチック回収事業の実施地域拡大について

 本事業は、これまで可燃ごみとして収集していた全てのプラスチックを新たに資源として回収しリサイクルすることで、温室効果ガスの削減やごみ減量等を推進する取組です。
 既に令和4年11月から、区内の一部地域において本事業を開始しており、今般、大田区が「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定された中、今後、区としましては、実施地域を順次拡大しながら、令和7年度の区内全域実施を目指してまいります。
 この10月からは実施地域を大幅に拡大いたしました。対象世帯数は、これまでの約2万世帯から約12万世帯まで増えております。実施地域の皆様には、引き続き、本事業に関するご案内を丁寧に行いながら「プラスチックごみゼロ」へのご協力を呼びかけてまいります。
 また、事業の実施にあたっては、各自治会・町会からも多大なご協力をいただいております。あらためて感謝申し上げますとともに、引き続きご協力を賜りますよう、お願いいたします。

5 大田区民ホール・アプリコにおける避難訓練コンサートの実施について

 10月24日、大田区民ホール・アプリコにて地震による火災の発生を想定した避難訓練を組み込んだコンサートを開催します。
 災害時に被害軽減のためには、自助・公助とともに地域の支えあい「共助」が重要です。
 このコンサートでは、区民の皆様に体験型の避難訓練へ参加いただき、地震時の安全向上と防災意識の高揚を図ってまいります。
 開催にあたりましては、大田区文化振興協会主催のもと、東京消防庁、蒲田消防署、アロマスクエア株式会社、地元の蒲田東地区の自治会・町会の皆様にもご協力いただいております。
 大田区と周辺町会、ビル管理会社と訓練を通して連携を図り、有事の際に適切な対応がとれるよう協力関係を深めてまいります。
 当日は、防災展示や起震車の体験もしていただけます。地域防災力の向上のため、ご協力をお願いいたします。

6 OTAふれあいフェスタ2023の開催について

 本年のOTAふれあいフェスタは、11月4日(土曜日)、5日(日曜日)に開催いたします。
 今年で34回目を迎えるOTAふれあいフェスタは、地域のふれあいと交流をテーマに区内の団体・縁のある企業などの協力を得て、毎年多くの来場者でにぎわう区民まつりとなっております。
 今年は、フェスタのメイン会場としていた、ボートレース平和島が改修工事を実施するため使用することができず、大森ふるさとの浜辺公園、平和島公園、平和の森公園の3会場にて開催いたします。
 各会場では、友好都市を含む各都市の特産品の販売、みこしパレード等のステージイベント、お子様に好評なふわふわトランポリンや大道芸など家族で楽しめる内容としてまいります。
 開催に向け、各関係団体の皆様に多大なご協力をいただきながら、現在準備を進めているところでございます。是非、ご家族・ご友人お誘いあわせのうえ、ご来場ください。

7 おおたランニングフェスティバル2024の開催について

 今年度、新たな企画として、おおたランニングフェスティバル2024を、2月17日に大田スタジアムと大井ホッケー競技場サブピッチで開催します。
 「走って、投げて、遊べる!冬のスポーツ祭り!」をテーマに、ランニング大会に参加する方はもちろん、参加しない方も楽しめるプログラムを多数ご用意しています。
 ランニング大会は、猫 ひろしさんをゲストランナーに迎え、競技性がある5kmランやジュニアラン、家族で楽しみながら走るファミリーラン、仲間とチームを結成しリレー形式で走るリレーマラソンなど、ランニング初心者や幅広い年代の方が楽しめるよう、様々な形式の種目を実施します。現在、エントリーを先着順で受け付けております。
 また、サブイベントとして、子どもが自由に遊べるキッズエリア、ストラックアウトやホッケー等の各種スポーツの体験会を行いますので、子どもから大人までどなたにもスポーツを楽しんでいただけます。ぜひ皆様ご参加ください。

 以上をもちまして、今月のあいさつとさせていただきます。